職歴に適した職務経歴書の書き方が必要

多くの企業で履歴書と同時に提出が求められる職務経歴書。転職活動の際に大変に重要なものであり、自分の名前や住所、学歴などの自己紹介的な履歴書とは異なり、今までの経験してきた仕事の内容を記すものだ。履歴書のように市販の規定のフォーマットがないため、見出しや改行などを工夫して自分で編集して作成する必要があるが、インターネットからダウンロードして利用できるフォーマットを利用するのも良い。黒色のボールペンや万年筆を用いた手書きのほか、パソコンも使用できるので修正しながら作成できるが、誤字脱字には気をつけなくてはならない。フォーマットは自由だが、A4サイズの用紙2枚ほどに収めるようにし、形式には編年式とキャリア式の2種類がある。編年式は、今までの職歴を時系列に並べて記載する形式で、キャリア式は業種ごとにまとめる形式である。そのため、今までの職歴が少ない人は編年式を用いることが一般的で、介護の職歴を多く持っている人はキャリア式を用いて、経験をアピールするのが良い。
いずれも採用担当者がすぐに経歴がわかるように、5行ほどにまとめた経歴概略を一番最初に記載し、そのあとに職務や業務内容を並べて行き、保有資格や自己PRは別に見出しを設けて記載して行く書き方が最適だろう。特に、自己PRでは、自分の強みや今までの活躍した実績を具体的に書き、今後はこの施設や事業所でどういった働きぶりをしたいかなど、自信を持てることは遠慮せずしっかりと記載することが重要だ。自分の職歴にあった形式で、解り易い書き方で職務経歴書を作成すると良いだろう。